学校の休校が
長引いてしまっています。
子どもたちも、
保護者の皆さんも、
学校の先生方も、
学童保育の指導員の皆さんも、
大変な影響を受けています。
そんな今、
学校のこと、
教育のことについて、
テレビのいろんな番組では、
コメンテーターという役目の出演者が、
いろんなことを喋っています。
○○評論家、○○専門家、○○大学の先生、
タレントさんなどいろんな人たちです。
中には、
一番の当事者である
子どもたちが受ける影響や、
いま多くの子どもたちが
現実的に直面している問題を
まるで知らない、
現実的に抱えている不安を
まったく感じ取れていないとしか思えない
内容のことを平気で喋る人がいます。
腹立たしくなることがあります。
学校の休校延長が何度も繰り返され、
自分の進路に関わる入学試験がどうなるかも
何ひとつ知らされないままでいる
受験生の子どもたちなどは、
あまりにかわいそうです。
9月新学期案を
言い出すのもいいでしょう。
しかし、
いま不安の真っ只中にいる
受験生とその保護者のが皆さんが
たくさんいるということを
忘れないで行政、政治をしてほしい、
そう思います。
「勉強より命が大事だ」
ある番組のキャスターが
そう言い放っているのを見ました。
かけがえのない命です。
大事なのはあたり前です。
しかし、
命と子どもの勉強を
天秤にかけた言い方など
するものではないと思います。