偉人やいろんな分野の著名人が残した名言がたくさんあります。
モノの見方や考え方、心のもち方、人としてのあり方、人生訓、人間観、諭し(さとし)であったり警鐘であったり、いろいろですが、
飾らない自然な言葉ほど、魅力的で信憑性や説得力があるように思えます。
身近に目にする広告のコピーにも、時に、とても共感できる言葉があります。
『毎日読みたい 365日の広告コピー』(2017年ライツ社発行)には、選りすぐりの言葉がおさめられています。
私たち人間の〝あるある〟や〝想い〟や〝真理(?)〟を見事に射抜いています。
●自分がちっぽけに思えたら、
その旅は、きっと正しい。
●大きくなったら、
小さいことに、気が付く人になってね。
●「やっとできた」は、
「やればできる」を教えてくれる。
●ずっと一緒には いられないから、
今はずっと 一緒にいよう。
●「旅行どうだった?」と
聞いてほしくて、おみやげを買った。
●会えない時間は、
会っている時間より、
人を想っている。
思わず笑ってしまうのもあります。
●孫の言うことを聞きたいが、
体が言うことを聞かない。
●脂がのっていても
うれしくない生き物に生まれてしまった。
●別腹などない、ということを、
私の下腹が教えてくれました。
この本の最初のページ(1日目)は、
●ふだんを変える。
それがいちばん 人生を変える。
そして最後のページ(365日目)は
●生まれ変わるなら、
生きてるうちに。
プロのコピーライターの方たちの感性、眼力、それを言葉に凝縮する才能、本当に素晴らしいです