
桐蔭高校 33年ぶりの決勝戦。
昨年の全国王者への挑戦は、予想以上の熱戦となり、悔しい敗戦となりました。
2回、6回と ホームランを打たれましたが、7回を終わって2対1。
しかしその直後、智辯は2本のホームランで5点を追加、
王者の底力を見せつけます。
それでも、桐蔭はあきらめません。
タイムリーヒットで1点を返し、エースも渾身の投球を続けました。
そして、7対2で迎えた9回裏。
残念ながら、桐蔭大応援団の願いは届きませんでした。
突然降り出した雨は、勝ちたい想いの結晶だったのかもしれません。
選手たちは、1915年の第一回大会から連綿と続く、
桐蔭野球部の伝統と誇りを背負い、全力で戦い抜きました。
素晴らしいゲームばかりでした。
そして、今日の試合は、伝統を受け継ぐ後輩たちにとって、
甲子園が決して「夢」ではないことを実感する、価値ある「惜敗」となったはずです。
桐蔭高校の皆さん。
準優勝おめでとうございます。
レフトスタンドに大きく掲げられた「文武両道の輝き」
これまでの努力がまさに実を結び、輝いた瞬間でした。
胸を張って、次の目標に向かってください!
本当に、お疲れ様でした。
