あるお母さんからこんな相談(質問)がありました。
「プログラミング教育というのが小学校で必修化されるとか聞いたんですけど、
やっぱり習わせておいた方がいいんでしょうか?
私はコンピュータのことなんかさっぱりわからないし...。」
小学校の「英語」と「プログラミング教育』の話。
お母さんの耳にも入ってくるでしょうし、雑誌や塾の広告などで目に飛び込んでくることもあるかもしれませんが、
勘違いさせられてしまっているお母さんもいらっしゃいます!
もしかすると、「今からやらせとかないと大変ですよ!」のようにあおり立てられてしまっていることがあるかもしれません。
プログラミング教育必修化というのは、「プログラミング」という新しい教科が始まるわけではありません。
プログラミング言語を覚えるわけでもありません。
プログラミング教育というのは、算数や理科などの中で、順序立てて物事を解決する力(プログラミング的思考)を実践的に養うことです。
PCやタブレットを使ったプログラミングの知識やスキルを習得させようと、あせって飛びつく必要などないのです。
もちろんGESも「プログラミング教育」の情報を収集し、研究していますが、
いちばん大事なポイントは、「教科と結びつけながらプログラミング的思考力」を子どもたちに身につけさせることです。
特に春先、
子どもたちの教育や受験にまつわるさまざまな類の話が、さまざまな出所から、まことしやかにお母さんお父さんの耳に入ってくると思いますが、
鵜呑みにしない方がいいこともあります。
英語は正規の科目になりますが、「プログラミング」という新しい科目が小学校で始まるわけではないのです!