3.11 あの東日本大震災から7年目のその日
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、
大切な方を一瞬で失ってしまった方々の悲しみ寂しさ、
故郷に戻れない方々の辛さに、少しでも想いを寄せ、
あの時に、私たちの多くが、価値観が変わるほど強く感じたことをもう一度思い起こし...。
3.11 何の雑音にも邪魔されず、大事にできる日であってほしかったと思えてなりません。
私たちが、忘れてはいけない日なのですから...。
それがどうでしょう。
同じ日の新聞のトップ面に大見出しでデカデカと報じられたのは、
役所・官僚・政治家がからむ国の大不祥事のニュースでした。
耳に届いてくる政治家の言葉は、東日本の人たちに寄せる言葉ではなくなってしまいました。
無性に腹が立ちます。
また、多くの子どもたちが、受かるか落ちるか、必死の思いで受験に立ち向かっている時期でもあります。
和歌山の高校入試はまさに昨日今日です。
大げさでなく、自分の生きていく夢をかけて受験している子どもたちもいるのです。
その子どもたちが、いま毎日報じられるニュースを、どんな気持ちで耳にし、目にしているのでしょうか。
「ニュースは見た方がいい」とか「新聞は読んだ方がいい」とか、子どもたちに言えたものではありません。
この4月から、小学校の「道徳」が正式な科目になります。
もちろん、政治家であり官僚であり、国が決めたことです。
きつい表現かもしれませんが、「道徳?どの面さげて子どもたちに...」という腹立たしさを感じてしまいます。
人をだますウソはついたらダメなんですよね!?
人を思いやる気持ち、大切なんですよね!?
責任感のある人にならないといけないんですよね!?
人を馬鹿にしたり、さげすむような態度を見せる人間は、
心が貧しいんでしたっけ!?
心が卑しいんでしたっけ!?
歴史上の偉人に学んで、人の役に立つ人間になれ、でしたっけ!?
子どもたちをなめるな..。
一生懸命子育てしているお母さんをなめてほしくない...。
とにかく、テレビ新聞を見ていると、無性に腹が立ってしまいます。