「子どもの学力 大きく低下」
8月1日 このような見出しで新聞各紙が大々的に報じています。
文科省が2024年度に実施した学力の「経年変化分析調査(抽出)」の結果です。
毎日新聞は、「コロナの影響で」と断定的な見出しで報じています。
「基礎を学ぶ時期に新型コロナウイルスが流行したことが影響しているとみられる」
「新型コロナによる学力への影響が国の調査で明らかになるのは初めて」
とまで踏み込んで書いています。
読売新聞は、断定的な表現は避けているものの「コロナ禍 影響か」と報じ、記事の中では、
「コロナ禍で、中学3年生は小学校の高学年時に英語の話し合い活動が制限された」
「小学6年生は低学年時の休校で学習習慣に影響が出た可能性がある」
という文科省のコメントを紹介しています。
朝日新聞も、文科省のコメントを紹介しながら学力低下の深刻さを強く報じています。
子どもたちの学力が大幅に低下しているとすれば、その原因や背景を正しく突き止めなければなりません。
⚫︎家庭学習時間の減少
⚫︎読書好きの減少
⚫︎ゲーム・スマホの長時間化
⚫︎家庭の経済的な背景
⚫︎保護者の意識の変化
などの調査結果も報じられています。
複合的な要因だと思いますが、
長年多くの子どもたちと関わっている塾の視点でみると、「コロナ禍」だけはでなく、そこに「新学習指導要領」が重なってしまったことが子どもたちに相当大きな影響を与えているように思います。
GESはそのことを念頭に指導計画を立て、生徒たちの学力を着実に磨いていく塾であり続けたいと思っています。