学校の「ラーケーション制度」が全国に広がりを見せています。
家族と過ごす時間をつくるために、子どもが平日に学校を休める制度です。
2023年3月に導入した愛知県や、「たびスタ休暇(旅➕スタディ)」の名称で実施している別府市のほか、
茨城県・山口県・熊本県・栃木県日光市・滋賀県長浜市・静岡県磐田市・群馬県草津市などで、試行されたり導入されたりしています。
沖縄県も「県立学校家族休暇制度」の名称で試行することを発表しました。
保護者同伴であれば休暇の過ごし方に制限はないそうです。欠席扱いにもならないそうです。
時代の変化、教育のあり方の変化を痛感します。
これまでの学校教育にはなかったひとつのアイデアかもしれません。親の休みと子どもの休みが合わないご家庭などにはメリットも生まれるかもしれません。
しかし、多様化している社会の中で、子どもたちにしっかり目を向けて、いろんな視点で考えるべきことがあるようにも思います。
大事な視点を欠くことがあってはいけないと思います。
文責
GES代表 山下幸男