4月23日読売新聞のトップ記事の見出しに驚きました。
「公立高 併願可能に」という見出しです。
しかし、よくよく記事を読んでみると、
「石破首相は、公立高校の受験の障壁を減らすため、一つの高校しか受験できない単願制の見直しに向けた検討を関係省庁に指示した」
という段階の話です。
首相が「デジタル行財政改革会議」で、文科省やデジタル庁に対応を要請したとのこと。
「デジタル併願制」という仕組みらしいのですが、初めて知った仕組みです。
そのメリットが新聞にはいくつか書かれているのですが、率直に言って短絡的な気がします。
記事は、「政府は公立校を受験しやすくすることで、公立離れを防ぎたい考えだ」と結ばれています。
公立離れがあるとしても、「入試の仕組み」に起因するものではないと思うのですが...。
高校の再編(統廃合)
高校無償化
高校入試制度の変化
高大接続改革
変化の激しい時代です。
✳︎高校入試制度は各都道府県の教育委員会に委ねられています。