2/27 2025年度和歌山の公立高校入試の「一般選抜入試 本出願」が確定しました。
桐蔭高校が
定員200人に対して出願者190人
10人の定員割れ(競争率0.95)となりました。
桐蔭としては2020年度以来の定員割れですが、伝統ある進学校として定評があるはずの桐蔭の10人定員割れという状況には、さまざまな受け止め方、見方があるようです。
また、和歌山県での「定員内不合格の有無」に関心が寄せられています。
定員割れした学校の入試では「受験者は全員合格」となるのか
それとも「たとえ定員割れしていても、一定の基準に達していない場合は不合格」となるのか
ということです。
文部科学省が2024年に全国の教育委員会教育長や知事などに出している通知を読むと、対応についての配慮は求めているものの「定員内不合格自体が直ちに否定されるものではありません」としています。
和歌山県では、
⚫︎原則としては定員内不合格は出さない
⚫︎定員内不合格を出す場合は教育委員会との協議を要する
この方針が示されています。
要するに「定員内不合格は、場合によってはあり得る」ということでしょう。
最近全国的にもよく取り上げられる「定員内不合格の是非」です。
3/10(月)学力試験
3/18(火)合格発表
和歌山の今年の高校入試結果も注目されると思います。
そしてまた、桐蔭の今後の取り組みには期待をもって注目していきたいと思います。
文責 GES代表 山下幸男
※文部科学省『高等学校入学者選抜等における配慮等について(通知)(令和6年6月25日)』より抜粋↓ ↓