和歌山県の中学生
英検3級以上を取得している中学3年生はどれくらい(%)でしょうか。
34.6%です。
この割合は、決して高くないように思えてしまうのですが、
なんと!
全国都道府県の中では、
第一位 福井(56.1%)
第二位 秋田(39.2%)
第三位 和歌山県なのです!
近畿地方では、
京都24.9%
滋賀19.2%
兵庫18.0%
大阪14.5%
奈良12.7%
和歌山県(34.6%)が断トツです。
もちろんこの数値の差がイコール英語力の差ということではありませんが、積極的な取り組みの成果がみてとれます。
なにより、和歌山の子どもたちが、「近畿で断トツ」「全国三位」というのはうれしくなります!
ただ...。
英検準2級以上を取得している和歌山の高校3年生は?となると、
10.6%
全国的に見ると、数値的には下から6番目になってしまっています。
もちろんいろんな要因があっての結果数値だと思いますが、2020年度の大学入試から英語の民間資格がほぼ必須になることなどを考えると、
教育現場でのもっと積極的な取り組みが必要だと思います。
ちなみに、
CEFR B2(英検準1級に相当)以上の資格を取得している全国の学校の英語教師の割合は、
高校で65.4%(和歌山51.7%)
中学で33.6%(和歌山27.4%)
現在はもう少しアップしているはずですが、率直に言って、気になる数値です。
*数値は、今年4月に発表された文科省「平成29年度 英語教育実施状況調査」に基づいています。